アイデアと不便

2019-03-20 13:14:02

 ガイアの夜明け 「"ヒット商品"の 新・方程式!」を観ました。大企業が社員に新商品の開発をさせるという部分で気になったことがあります。


 上は新製品を開発しろと号令をかけるわけです。凡人や秀才の経営者はだいたいこうなります。有能ならまずこう言うでしょう、「世の中の不便をとに各洗い出せ」と。まずは各自が感じている不便や、周りの不便を徹底的にリサーチし、それを共有するところからがようやくスタート地点です。

 新製品を開発しろという号令で出来上がるのは、「自社の開発力を生かした、ちょっとしたアイデア製品」です。製品の出来が良ければそれなりに売れるでしょうが、ヒット商品の方程式にはなりません。

 不便こそがアイデアの種であり、その成長の可能性です。

 ちなみに不便に出会ったときの人間の反応はこんな感じです 
  凡人:不便を愚痴って周りに共感を得ようとし、同じ凡人が賛同する 
  秀才:改善を行い不便を減らし、同じ秀才がより良い改善案を提示する
  天才:不便への到達点を根本的にかき消したり、他の天才が不便を楽しむようなものに変質させる

 これは反応の違いを表しているだけでは無く、類は友を呼ぶ傾向も表しています。不便を愚痴るだけの人間には、相応の人間が集まってきます。