そこそこ優秀なのに忘れ去られる技術WPF

2018-08-25 13:50:13

 Windowsのネイティブアプリを作る場合、未だに使われるのは.NETのWindowsFormsです。C#やVB.NETの標準的なフレームワークです。

‌ WindowsFormsは単純なフォームアプリを作るには簡単で良いのですが、レイアウトがある程度複雑になってくると、フォームエディタが破滅的に使えなくなっていきます。

‌ そこで登場するのがWPF(Windows Presentation Foundation)です。柔軟にレイアウトが構成でき、描画にGPUを使ってCPUの負荷を軽減する機能があります。けっこう良くできているのですが、WindowsFormsを使っていた人間からは、仕様がかなり異なるので移行して貰えず、最新機能を使う人間からは、UWP(Universal Windows Platform)にスキップされてしまいました。

‌ ちなみにUWPはWindows10のストアアプリを作るためには必須で、レイアウトを構成する部分はWPFとほとんど同じ仕様になっています。ただストアアプリ前提なので、ファイルアクセスなど面倒な制限を受けます。Windowsデスクトップ用のネイティブアプリを作るなら、UWPよりもWPFの方が使い勝手がいいのです。

‌ しかしWPFを使って作られたアプリというのはほとんど見かけません。悲しい末路です。